高齢者の住まいと環境

                      高齢者の住まいと環境

私の妻の母は、現在アパートで独り暮らしをしております。現在85歳ですが、生活の所作がゆっくりになってきましたので、そろそろ何らかの対応をしなければと考えています。

 

妻には二人の弟がおりますが、こういう点については、男というものはダメな部分があり、あまりハッキリした対応は見せません。もっとも、弟にも妻や子がいて一人では決められないということも理由の一つということも理解しています。

 

現在、住んでいるアパートも、不動産業に従事する私が探しました。最初に入居した時は70歳くらいでしたが、高齢といえば高齢の部類になるので管理している不動産業者がこういう方法だったら安心してOKを出すだろうという方法を考えて申し込みをしました。

 

その方法は、弟二人が保証人になる、日常の緊急連絡先は二人の弟に加え私の妻を記入して出しました。これなら大丈夫だと思っていたところその通りに受けていただけ入居することができました。物件を管理している、不動産業者の心配事を一つ一つつぶしてゆけばOKは出るものです。

 

一般論ですが、高齢者が一人暮らしをする際に注意すべき点は多岐にわたります。

 

まず、安全面を考慮する必要があります。高齢者が住む場所は段差のない、転倒しにくい床や手すりのあるバスルームなど、安全設備の整った環境が望ましいでしょう。また、火災や急病時に備えて、適切な火災報知器や緊急連絡先を用意しておくことも重要です。もっともこういうものは、徐々にそろえればよいことです。

 

さらに、社会的な孤立を防ぐために、定期的なコミュニティ活動や友人との交流を持つことが重要です。高齢者が孤立すると、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性がありますので、地域のサポートネットワークに積極的に参加することが重要ですが、身近なところでは民生委員も話し相手になってくれたり、定期的訪問もしてもらえるので心強いと思います。

 

また、健康管理も欠かせません。定期的な健康チェックや医師の診察を受けることで、早期に健康問題を発見し、適切な対処を行うことができます。薬の管理も慎重に行い、定期的な薬の飲み忘れや過剰摂取を防ぐことが必要です。また、かかりつけの病院も、その地域の中で早めに決めておくのもいざという時に安心です。

 

最後に、家族や近隣住民とのコミュニケーションを保つことも大切です。地域のお祭りに参加したり、日頃から近所を散歩し顔見知りを作っておくのも有効です。高齢者がサポートや助けが必要な時には、周囲の人々に頼ることができるような関係を築くことが重要です。住宅のことも重要ですが、環境に慣れるといいいますか地域に早く溶け込むことが大切です。

 

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